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2019.03.05 [ファレノプシス]

いつもお仕事でお取引頂いてる某司法書士事務所より胡蝶蘭の株を頂いてきました。本来なら自宅に持ち帰り、我が家の蘭たちと一緒に並べたいところですが、我が家は来週早々にも解体予定で、当分の間は仮住まいの日々ですので、自宅が完成するまではとりあえず会社で管理させて頂くことに・・・。
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三本立ての立派な株です。たぶん白大輪で30輪くらい花を付けるタイプの胡蝶蘭かな!?
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こちらは一本立てが4株。1株は根っこが痛み少し弱っているようですが、脇芽が出て新しい根も出てきているので、復活しようと頑張っているようです。

今回頂いた株は大事に管理されていたようで痛みも少なくおそらく来シーズンには花数は揃わないけど、ぽつぽつといくつか花を付けてくれるように感じます。

株が充実してくれば、プロが仕立てた最初の状態までは難しいですが、それなりに花数が揃って、パッと見は「買ってきた胡蝶蘭?」ってくらいには咲きそろってくれるかと思います。数年かかりますが、綺麗に咲きそろったら、頂いた事務所に里帰りしてもらおうと考えております。

それまで大事にお預かりしますね。先生!!


ちなみ開店祝いなどで頂いた胡蝶蘭の咲き終わってからの管理ですが、みなさんどうしたら良いのか分からないって話をよく聞くので、私流ですが、その方法をメモしておきます。

1.咲き終わったら花茎は根元からカット!!
また咲くかも知れないからと花先でカットする人もおられますが(時々咲くのですが)根元からガっつり切らないと、脇芽を出そうとしたり、もう一度咲こうと頑張って株が消耗します。「もう咲かなくていいよ!もう頑張らないで休んでね」って意味でガっつりカットしてあげてください。

2.咲き終わったら、鉢から株を抜いて状態をチェック!
こういったプレゼント用の蘭は1株ずつビニールポットで生産されていて、出荷前に化粧鉢に3本、5本と詰められて見た目が立派な「ザ・胡蝶蘭」に仕立てられます。
その際、見栄えをよくする為に、鉢の隙間に水ゴケを詰め込んで仕上げますので、鉢の中は空気の通りも悪くなり根っこが傷んでしまいます。なので咲き終わったら、余分な水ゴケなどは撤去して生産されていた時のように単独で管理してあげるのが理想です。

3.思っている以上に水は必要ないです!
蘭はサボテンまではいかないにしても、それに近いくらい水はあまり必要ありません。特に根っこがいつも湿ってる状態は好みません。そもそも蘭は樹木の高いところに根を絡みつかせて生きている植物。普通の植物のように地に根を張ることはありません。
彼らは雨が降ったら全身濡れて、晴れたら全身乾く。これを繰り返して木の上で生きてます。なので本来なら根っこむきだしで毎日霧吹きだけで管理するのが一番良いとされてます。
でも、それでは見た目が悪いので、鉢に入れて管理するのが一般的なのですが、その際は根っこには時々水をあたえる程度にとどめ、それ以外の日は葉や株全体が少し濡れる程度に霧吹きをしてあげるのがベストだと思います。

以上の3つに気をつけてあげると、最初に頂いた次の次の次の年くらいにはポツポツと花を付けだし、それ以降は毎年それなりに花数を楽しめるようになると思います。


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